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PMSのひどいイライラの改善方法を紹介。眠気や頭痛などのツライ症状からも抜け出そう!

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実は女性の80パーセントの方に、PMSの症状があると言われています。

PMSは生理の3日から10日まで頃に起きて、15日前後症状が続きます。

月の半分ほどに症状が出るので、非常に憂鬱な期間です。

PMSの症状は個人差がありますが、イライラしやすくなったり、感情的になったり、周りの人に攻撃的にもなったります。

また肌荒れや、頭痛、吐き気などの症状もあります。

精神面と体調面両方に不調が起こるケースが多いので、とてもツラいです。

PMSの症状が出る方は、あとになって後悔する事が多いです。

「きつい態度をとってしまった。」

「雰囲気を悪くしてしまった。」

など、あとから後悔して自己嫌悪に陥ることもしばしばあると思います。


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イライラがひどいPMSの原因は?

Improve PMS2

今まではPMSが発症する原因ははっきり解明されていませんでした。

ただ最近の研究で、女性ホルモンのバランスが原因でPMSが発症する事が分かってきました。

エストロゲンプロゲステロンという2つの女性ホルモンのバランスがPMSを発症する大きな原因と言われています。

様々な役割があるエストロゲン。

女性ホルモンの一つエストロゲンは卵巣で生成されて、排卵の準備を行っているホルモンでもあります。

他にも自律神経の調節、骨の形成、女性らしい身体の形成など、女性が健康的に過ごす為の大切な役割を担っています。

エストロゲンの主な働きを見てみましょう。

  • 乳房を発達させ女性らしい身体を作る。
  • 排卵や妊娠の準備をする。
  • 自律神経の調整。
  • 骨の形成や骨粗しょう症の予防。
  • 脂質代謝の促進。

女性の身体の健康の為に、エストロゲンが大切な役割を担っていることが分かります。

女性の身体の機能を支えるプロゲステロン。

プロゲステロンは黄体ホルモンとも呼ばれ、排卵直後から卵巣でつくられます。

そして排卵から2週間前後身体のなかに存在し、次の生理が始まる前までの間は多く分泌されます。

主な役割は、妊娠しやすいように子宮内の環境を整えることです。

受精卵が着床しやすいように子宮内膜を厚くしたり、体温を上げる役割もはたします。

そして妊娠してからは、乳腺の発達も促進します。

そのため妊娠を助けるホルモンとも言われ、妊娠と出産に大切なホルモンだとも言えます。

2つのホルモンの他にもPMSを悪化させる原因。

2つのホルモンが根本的な原因と言われていますが、そのほかにもPMSの症状を悪化させる原因があります。

精神的なストレス。

PMSになると幸福感を感じる脳内物質のセロトニンが減少します。

精神的に不安定なときに、仕事や人間関係のストレスが加わることで、PMSの症状であるイライラや落ち込みを悪化させてしまいます。

たばこやお酒。

お酒を飲むとアルコールを分解する為ブドウ糖が消費されるので、低血糖の状態になります。

PMSの症状が出た時は基本的に低血糖の状態なので、飲酒をするとさらに低血糖になってしまいます。

またたばこは、血流を悪くして身体を冷やします。

冷えることで、心身ともに不調になりやすい状態になりますので、PMSの症状も悪化させてしまいます。

鉄欠乏症貧血

鉄欠乏症貧血の症状もPMSの症状と同じ、イライラ、憂鬱な気持ち、頭痛、眠気などがあります。

生理の時は出血によりさらに鉄不足になりPMSの症状ともかぶる為、さらにツラさが上乗せされて感じてしまいます。


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イライラや頭痛などの症状の改善方法は?

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イライラや憂鬱などの精神的な症状と、頭痛や吐き気など身体的な症状が起こるPMS。

症状が起きた時の改善方法を紹介します。

下半身を温める。

PMSの原因に、子宮の冷えがあります。

子宮を冷やす冷たい飲み物を飲んだり、足を露出するスカートなどや長時間座っていることも子宮を冷やす原因になります。

簡単に出来る下半身の温め方は。

  • ホッカイロを腰や下腹部に張る。
  • 保温効果の高い靴下を履く。
  • 首筋を冷やさないようにする。
  • 湯たんぽのなどでじんわり温める。

などはすぐに出来ると思います。

PMS を改善するために必要な栄養素を取る。

バランスの良い食事がなによりも大切ですが、PMSの症状がある方はいくつかの栄養素が不足している可能性があります。

PMSの改善の為に取りたい栄養素は主に3つです。

イライラに効果的なマグネシウム。

PMSのイライラや憂鬱な気分に、マグネシウムが効果的です。

マグネシウムはナッツ類、玄米、緑黄色野菜に多く含まれます。

内分泌系に良いカルシウム。

カルシウムはホルモンを生成する内分泌系に影響を与えて、気持ちの安定、むくみなどを改善すると言われています。

マグネシウムと一緒に摂取する事が効果的です。

肌荒れにも良いビタミンB6。

ビタミンB6は精神的な安定にも良いですが、PMSで荒れた肌にも効果的です。

ビタミンB6は緑黄色野菜や赤身の魚に多く含まれます。

90パーセント以上の人が効果あるストレッチ。

PMSからくる精神的な不安定にストレッチが効果的と言われています。

ストレッチのような有酸素運動は、抗うつ作用があるようです。

身体を温める即効性な効果も期待できますが、継続して続けることで90パーセント以上の人が改善を実感した報告もあります。

好きな香りで癒されるアロマテラピー。

PMSの精神的な症状を緩和する為に、アロマテラピーも効果的です。

好みの香りは、自律神経や脳にも良い影響を与える事が分かっています。

甘く優しい香りのカモミール。

婦人系の治療にも使われるアロマです。

リラックス効果が高く、質の良い睡眠も期待できます。

頭痛や腹痛への鎮痛効果もあると言われています。

フローラルな香りのラベンダー。

血圧や心拍数の安定に効果があると言われています。

鎮痛作用も期待できるので、ストレスからの胃痛や頭痛にも良いです。

女性ホルモンに似た働きのクラリセージ。

クラリセージには女性ホルモンに似た働きを期待できるスクラレオールが含まれていて、ホルモンバランスを整える効果が期待できます。

気分を高揚させたり、不安感を癒してくれるとも言われています。

布ナプキンに変えてみよう。

紙ナプキンは熱を蓄えにくいので、どうしても体を冷やしてしまいます。

布ナプキンに抵抗がある方も多いですが、使ってみると紙ナプキンに戻れないほど効果を感じる方が多いです。

デリケートな部分に使うので、オーガニックの布ナプキンを使用する事をおすすめします。

身体を冷やさないだけではなく、生理痛が軽減したり、生理期間が短くなったり、肌荒れがしない効果を実感する方が多いです。

あなたに合った改善方法でPMSと上手く付き合っていきましょう!

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ひどいPMSで仕事が手につかなかったり、生活に支障をきたしてしまうのであれば一度医療機関に相談された方が良いと思います。

医療機関では、PMSの改善の為に低用量のピルや漢方薬を処方する場合もあります。

ただ薬を飲んでも完全に症状が治まる方は少ないです。

自分の生活環境で取り入れやすい対策をして、PMSと上手く付き合っていきましょう。

紹介した原因に心当たりがあって、取り入れられる改善方法があれば出来るところから試してください。

周りの方にも相談して、理解してもらう事もPMS改善のためにはとても大切な事なので、気持ちが落ち着いている時に周りの方にも相談して頂きたいです。


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